遂に子供達との頭脳戦に突入した
先日の謎解きから一転。あまりの即答で天才っぷりを見せつけてきた子供達が、今度は自ら問題を出してきた！
超難問をスラスラ回答する強者たちが、創り出した問題とはどんなものだろう？
前回の「超難問を解く天才児!」を知らない方はこちらから↓
それは子供と一緒に夕食を食べている時に突然やってきた。
ちょうどその日は妻は仕事で娘三人との食事。夕食には玉子焼きとキュウリの漬物、ほうれん草のおひたし、回鍋肉とご飯、味噌汁を作った。子供達の好きなものだ。好きなものを食べている時はどんな人間でも機嫌がいい。むしろ好きなものを食べて機嫌の悪くなる人間を見たことがない。
そんな楽しい一時、子供とご飯を食べていると、4歳の次女が突然、何の前触れもなく問題を出してきた。
もんだ〜い！
「た」から始まって、「きゅ」で終わる食べ物は何でしょう〜か？
「た」から始まって、「きゅ」で終わる食べ物？
「た」から始まる食べ物は多いが「きゅ」で終わる食べ物なんてなかなかない。むしろ、「た」で始まる言葉だけではなく、あえて「きゅ」で終わるとまでヒントを出すということは、相当自信のある問題に違いない。この娘、なかなか出来る。父親に向かってそこまでの挑戦をしてくるとは。
この問題、主夫の威厳にかけて解かせていただきます。
先ずは「た」で始まる食べ物を考えてみる
・たくあん
・玉ねぎ
・卵
・たこ焼き
・たい焼き
・たらこ
・・・
「た」で始まる言葉を考え出したらきりがない。
ならば、「きゅ」で終わる食べ物を考えて、消去法で行こう。
そもそも「きゅ」で終わる食べ物なんてあるのか？
・バーベキュー(BBQ)
これしか浮かばない。
しかしこのバーべキュー(BBQ)、頭に素材の名前を付けてもいけそうだ。
この問題。簡単に解けそうだっ！
いただきっ！
玉ねぎのバーベキュー(BBQ)！
ちがうよ。
バーベキュー(BBQ)じゃないよ。
えっ？
ええっ？
そもそもバーベキュー(BBQ)ではないとはどういうこと？
僕の中では「きゅ」で終わる食べ物は他に考えられない。
もしかしたら、次女は幼稚園で「キュ」で終わるフランス料理か何かを覚えてきたのだろうか？ だとしたら、僕が答えることなど出来る訳がない。
とりあえずここは、素直に負けを認めて、答えを聞くしかなさそうだ。
と、その時！
突如口を開けた6歳の長女から、衝撃の答えが出てきたっ！
玉子焼きとキュウリ
玉子焼きとキュウリって、今食べてるものをそのまま言ってるだけではないか！？
しかも、「た」で始まっているが「きゅ」で終わっていない。
明らかなる凡ミスだ！
哀れ残念な長女。
ピンポーン せいか〜い。
え？
え〜？
どういうこと？
それで正解なの？
ただ単に、今食べてるものじゃん。
「た」で始まって「り」で終わってるじゃん。
しかも食材２つだから難しくて当てられないじゃん。
しかし、長女はいとも簡単に当ててしまった。
一体どういうことだ！ テレパシー能力を持った姉妹なのか！？
つぎのもんだ〜い
更に、間を置かずに次の問題を畳み掛ける次女にどんな思惑が隠されているのだろう。
完全に試されている。ここは主夫である父親の威厳にかけても答えたいっ。
「ふぉ」で始まる食べ物は何でしょ〜か？
ベトナム料理のフォー
ちが〜う
フォーク
ちが〜う
英語のフォー（４）
ちが〜う
まさかの、長女も答えられない。一体どうした？
答えが食べ物になってないぞ！
さっきの答えはテレパシーではなかったのか？
この問題は二人してお手上げのようだ。
２歳の三女は黙々とほうれん草のおひたしを隣で食べている。
沈黙が続く中、遂に次女が衝撃の答えを出した。
ふぉうれんそう
