家で飲む楽しさを覚えた。
あまり酒の話が出ないので、酒があまり好きではないのかというと、それは大間違い。酒は大好きなんです。しかもビールが。最初から最後まで延々とビールが飲めます。昔ロンドンに留学中に、朝、冷蔵庫に水が無かったので、仕方なく喉を潤すために朝から缶ビールを飲んでたことがありました。しかも当時はペットボトルの飲料水より缶ビールの方が安かったんです(昔の話ですが)。
ただ、今は外で飲むのがもっぱら好きで、家で飲むことはほとんど無いんですが、主夫を始めて夕食時に最近少し家でビールを飲むようになりました。
別にキッチンドランカーという訳ではないんだけど、たまに飲むように・・・たまにですよ。
なぜ飲むの? の理由は以下のとおり。
1)ビール飲みながら夕食作ると楽しくてはかどる。
2)夕食時の子供との会話が弾む。
3)夕食時に怒らなくなり諭すようになる。
先ずは、夕食作り。普段から夕食を作ってはいますが、毎日のレシピを考えるのは作るより苦労します。これ、世間の主婦(主夫)の皆さんであれば必ず悩むところだと思います。作るものが決まれば作るだけの作業なので、ある意味肉体労働的な要素がほとんどです。レシピを考えることはその逆で、食材を選ぶ、冷蔵庫にあるものがあればそれを使いつつ、無いものはスーパーや八百屋などに買いに行く、この時、食材の値段が要となり、材料が高いようだと、レシピ変更を余儀なくされる(自分で勝手に変更するんですけどね)。レシピが変更されれば、また冷蔵庫の食材のことも無駄なく使えるよう考え直す。ある意味、ディレクター的な要素がほとんどです。
で、この夕食時のレシピが曖昧な状態での食事作りに大切なのがビールになります。別に料理にビールを加える訳ではありません。自分に加える訳です。
飲みながら料理を作ると、なんか休日(日曜日)の感じがして、開放感に包まれます。う〜ん、あえて例えるなら、岩城滉一が海辺のテラスでJAVAカレーを作る感覚でしょうかね。もう料理のレシピなんてどうでもいい。ある材料全部加えてカレーにしちゃえ! そんでもって自分にビールを加えちゃえ! 的な。。。
料理ができたら、子供と食事。ちょっとほろ酔いで気分が浮かれた僕と、カレーならなんでもOKな子供達。なんか和んで話が弾む。家族の夕食時に父親がビールを飲みながら今日の出来事を子供たちから聞く団欒だ! そう、サザエさんやちびまる子ちゃんのあるあの家族団欒だ! やはりこれもまた日曜日のイメージが強い。(*サザエさんやちびまる子ちゃんが日曜放送なのもわかる気がするが。)今日は気分がいいからもう一本いっちゃいますか。
こうなってくると、気分も高まり、ちょっとやそっとのことじゃ怒らなくなる。むしろほろ酔いに任せて、人生を諭すようになる。しかし、良いか悪いか、相手は幼い子供達。親父の戯言に文句を言うわけでもなく話を聞いてはいるが、理解度はゼロに近い。でもそんなことは気にしない。みんな気分がいいのだから。
*磯野家の波平とまる子の親父はいつも怒ってますが、、、
そんなこともあり、夕食時に飲むビールもありかなと思う今日この頃。
後は気持ち良く子供達と一緒に今日は寝るだけかな。
や、やばい、やばい!
片付けと皿洗いは一体誰がやるんだよ!!