コロナウィルスの影響で小学校が休校に。
2020年3月、コロナウィルスの拡大で全国の小学校が休校に。
小学1年生の長女の学校も休校となり、家庭での生活が始まった。
次女の幼稚園は通常通りの開園しているものの、行事やイベントはキャンセル、もしくは最低限に縮小されてしまった。
さて、3歳になった三女と小学1年生の長女と家で何をしよう?
今までの生活バランスが一気に崩れてしまった。
昼食の用意が増えて、おやつも増える。昼寝はしなくなるし、ケンカや大はしゃぎで遊ぶことも増える。
当然、主夫である僕が怒鳴ったり、怒ったりする回数も増えていく。
世間では、休校中の教育を気にする親が多いようだが、僕はあまり気にしていない。
いや、気にしなければいけないのだが。。。
とりあえず、日中少しでも勉強させてみるか。
長女に国語や算数の勉強をするよう捲し立てて、おやつを餌に勉強を進めてみると、嫌な顔をするが、勉強を始める。そこへ三女が登場し。勉強中の長女に向かって意味不明な言葉を話しかけ邪魔をする。
最初は長女も勉強中だからと三女に怒るが、2分後には一緒になって遊び騒ぎ出す。
学校の偉大さを思い知る場面である。。。
家がダメなら外だろう・・・
一日中、家にいては子どものストレスどころか自分のストレスが限界になる。
子供が出したおもちゃを遊んでるのに片付けていく自分が怖い。
ダメだ!
家にいては!
とにかく子供達と一緒に外に一回出よう。
近所に大きな公園があるのでそこで遊ばせよう。
待て、公園に行ってもそれはそれで僕が疲れてしまう。
しかも寒い。どうしたもんだろう?
娘よ。何かいいアイデアはないか?
図書館で本借りたい〜。
そうだ!公園の隣の図書館で本を借りて家で読ませればいいんだ。
さすが長女よ。
ナイス アイデア〜。
早速、図書館に行き、本を探すが、長女が読みたい本が全て貸し出し中。
なるほど〜、皆考えることは同じかぁ〜。
借りたい本が無く、しょげている長女を尻目に三女が大量の本を抱えて歩いている!
「な、何してるのかなぁ〜?」
これ、かりるの〜。
まずい、子供達が絶対に読まないようなレベルの高い高学年用の日本の歴史だ。
とにかく、もっと簡単な絵本に変えさせよう。
それいいね、一緒に読むぅ〜。
えっ!?
日本の歴史だよ。しかも高学年向きの漢字がいっぱいのやつだよ。
借りたら、パパが読まされる羽目になるんだよ。
しかも読んでる間、結局誰も聞いてないよね。
まずいことになった。
家に帰って、本を読ませて一時の安らぎを得るどころか、読まされてストレスを増やす羽目になりそうだ。
なんとか阻止せねば。
ここは妥協策として、歴史の本も借りながら、保険として三女の絵本や長女の読める本を借りよう。
この本(日本史)だけだとすぐ終わっちゃうから、他に読みたい本あったらいっぱい借りちゃおうよ〜。イェ〜イ!
子供達を促して、自分たちだけで楽しめる本さがしの旅を始めた。
この、ドーナツの本がいい〜。
いいねぇ〜、ドーナツ食べたくなっちゃう本だねぇ〜
ナイス チョイスっ!
このあやとりの本がいい〜。
いいねぇ〜、家で色々なあやとり自分で研究できるねぇ〜
ナイス チョイスっ!
なんとか、子供達に気に入った本を選ばせて、貸し出しカウンターへ。
あれ? 日本の歴史は?
無い!?
どうやら、持つのが重くて三女がどこかに置いてしまったようだ。
(*図書館の職員さんすいません。。。)
しかし、助かった。
歴史よ、内容もそうだが、重量も重くてありがとう。
とにかく、無事に本を借りて帰宅。
すると、三女が借りた本を持って叫んでいる。
ほら、これおんなじ〜。
ドーナツおんなじ〜。
しまった!
家に同じ本があるじゃん!!
三女の一人読書遊びは遠く彼方へと消えていった。
すると、今度は長女が叫んでいる。
パパ〜。
あやとり家にある〜?
しまった!
あやとり家に無いじゃん!!
長女の一人あやとり研究は遠く彼方へと消えていった。。。
結局、借りた本を読むことなく、二人で大はしゃぎの遊び大会が始まった。
学校早く始まんね〜かな〜。
小学校1年生で日本史教えてくんね〜かな〜。