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ウィルス蔓延の危機

ウィルス蔓延の危機

病院でウィルスを撒き散らす

新型コロナウィルスが世間を騒がしている現在、「スーパースプレッダー」なる言葉が気になった。
なんともスタイリッシュな響きだが、意味合いはあまり芳しくない。
・・・「ウイルスの流行時期に、感染を一気に蔓延させる要因のひとつがスーパースプレッダーである。スーパースプレッダーとは、病原体に感染したホストのうち、通常予測される以上の二次感染例を引き起こすホストのことである」
つまり簡単に言うと、故意であれ、無故意であれ、病原菌をばらまいてしまう人だ!

そして、これからの話は、その「スーパースプレッダー」を驚異的な大きさで拡散させる恐れのある実話だ。
おそらく、これを読まれている人の中でも身に覚えのある出来事かもしてない。そして、もはや他人事ではないのだ。

この話は、新型コロナウィルスの問題が大きな社会問題となって改めて思い出した話だ。

・・・・・・・・
先日、と言っても1か月以上前の話なのだが、次女の咳がすごく、あまりにも病気の症状だったので、病院に連れて行くことにした。
しかし、当の本人は至って元気。
咳をする以外はいつも通り、いや、むしろいつもより元気だ。
その頃はまだ、新型コロナウィルスの問題は大きくなく、中国の武漢市で数人の患者が出たらしい。とのニュースで、深刻な状況では全くなかった。

ちょうどその日は、幼稚園が代休の休園日だったので、午前中に次女を連れて病院へ。
さすが病院、朝から年配の方々で大盛況だ。
病院の待合せ室で次女と待機していたが、大人しく待機できる次女ではない。
絵本を取っては大きな声で、
「これ読んで〜!」
「これなんて言うの〜!」
と騒がしく、いざ僕が読んであげると、また立ち上がり他の絵本を物色。
出した本は、片付けない。「読んでぇ〜!」とうるさい。椅子の上で立ち上がる。。。。
隣で怒鳴る父親の僕。

側から見れば、ちょっと騒がしい普通の親子なんだろうが、静かな院内ではかなり目立つ。
それでも心の広い年配の方々は、微笑ましく僕らを見ている。。。

・・・それでも迷惑をかけまいと必死で次女を抑え込もうとするが、次女は中々いうことを聞かない。
ひとしきり、騒いだ次女は喉が渇いたらしく、水をせがむ。
水筒に入れた水を次女に飲ませると、飲み終えた次女は大人しく座っている。

大人しく座っている。

・・・ん?

なにやら、真面目な顔をして大人しく座っている。

もうかれこれ2分以上黙って座っている。

・・・ん?
一体どうした次女?
さっきまでの元気はどこに行った〜?
あまりにも大人しいのが気になり、声をかけるが真剣な顔で座ったまま何の返答もない。

これはおかしい?
何事かと思い、普段やっているじゃれ合いにも似た行動で、次女の脇腹をつっつきながら、
「どうしたの〜?」
と話しかけた途端!!

次女の口の中から、大量の水が飛び出して、笑い始めた!!

しまったっ!
次女の思惑にまんまとはめられたっ!
水筒の水を口に含んで我慢遊びをしていただけだった。
周りの年配者もパニックっ!
あたり一面に飛び散った水を周りに謝り拭きながら。次女を睨むが、
次女は相変わらず笑っている・・・。

『嗚呼、これって「スーパースプレッダー」じゃね。』

今となっては、そう思える言葉だ。
幸い当時は次女の軽い喉の風邪だったが、
咳き込む子供があたり一面に口に含んだ水を病院内で撒き散らす光景。
・・・・今のご時世に行われたら、シャワーのような冷たい視線と批判を浴びるだろう。。。
そして、ピリピリしているメディアはこぞってこの問題をワイドショーのネタにするだろう。

これを読まれている皆さんも他人事ではないことを改めて認識してほしい。
次はあなたが、水を口に含んだ状態で脇腹を突っつかれて、「スーパースプレッダー」になるかもしれないのです。

マスク、手洗い、うがい、そして水を口に含んだまま脇腹を突っつかれない事に常に注意をするべきでしょう。

House papa
House papa

スーパースプラウトは、抗酸化や解毒といった体の防御機能を高める働きがあるよ・・・・間違えないように。

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