史上最年少起業

史上最年少の起業家は14歳？

世間の情報を調べていると、史上最年少での起業家は14歳ではないのか？
と、自分の調べた中での情報は言っている。

でも我が家ではそれ以上の大胆な起業計画が進んでいるのだ。

そう、14歳の年齢を大きく下回り、なんと２歳での起業だ！

何故？　このような大胆な計画が進んでいるかって？
まずは先日の話を振り返ってみよう。

イベント用のランチ

事の発端は、ねりま大根引っこ抜き大会の前日。
大会の昼食に備えて、おにぎりを大量に握っていた。
すると、我が家の三女（2歳）が近くに寄ってきて、興味深くこちらを見ている。
何に興味かって？

三女

なにしてんの〜

House papa

明日のおにぎり作ってるんだよ〜

三女

たべた〜い！

三女の興味は何を作ってるのではなく、食べたいの方だ。
ちょうど、最後に中途半端に残った米で小さなおにぎりができたので、三女にあげたら大喜び。
おにぎり片手に三女が何やら話し始めた。

三女

パパ、おにぎりやさんね。
〇〇ちゃん（自分の事）はまくらやさんね。

House papa

ん？　　枕屋さん？

三女

そう、まくらやさん。　まくらうってるの。

枕専門店とは、中々ニッチな商売だが、世間には実際に枕の専門店があるようだ。
ただ、おにぎりとは全く関係ない。
なぜ突然枕なんだろう？
更に、三女は新しい事業を計画しているようだ。

三女

あとね。おちりやさん

House papa

ん？　おちり？　何？

三女

お・ち・り・やさん〜！

謎・謎・謎のおちりやさん

おちりとは何だ？
自分の辞書には載っていない・・・。
まさか、2歳の子供が知っていて、45歳の主夫である父親が知らない言葉などあるのかっ？
自分が無知なのか？
それとも2歳の子供が博識なのかっ！？

とにかく、知らない言葉はすかさずGoogle先生に聞いてみる。
すると、こんな回答が出てきた。

『おちり 「お尻」を婉曲的に表した言葉。子供口調っぽさも合わせて、子供のお尻であることを暗示している部分もあると思われる。』

そうか、お尻の事か。
安心もつかの間、更なる疑問と言う名の大波が押し寄せてきた。

では、お尻屋さんとは何なのか？
Google先生に聞いてみたが、回答は尻屋崎。
＊『尻屋崎とは津軽海峡と太平洋に面した本州最北東端に位置し、その突端には歴史的・文化的にも価値の高い、白亜の「尻屋埼灯台」が船舶の安全を見守っています。また、灯台周辺の草地には青森県天然記念物の「寒立馬」が放牧されており、その愛らしい姿を眺めることができます。』とのこと。
どうやらお店ではないようだ。

ならば、尚更三女の言うおちりやさん（お尻屋さん）とは一体どんなお店なんだ？

そこで、無知だと知った父親は、博識の2歳の三女に恥を承知で聞いてみた。
すると、三女からこんな回答が。

三女

おちりやさんは、ごはんにおちりをのせるの〜。

何と大胆なっ！
ご飯の上にお尻を乗せる商売とは？
博識のある娘の壮大な事業計画。きっと想像を遥かに絶するとてつもない計画が彼女の頭の中には既にあるのであろう。お尻屋さんとはどんなものなのか、娘に聞いてみたいが、これ以上聞くのは父親として恥ずかしいものがある。

ここは、一旦自分自身で頭を整理して考えてみよう。
果たしてこの商売、一体どんなものなのだろう？
この場合、一体誰がご飯の上にお尻を乗せるのか？

まずは、店員がお尻をご飯に乗せた場合を考えてみよう。
米を美味しく食べてもらうため、そしてエンターテインメントとしてのパフォーマンスではないのか？　「ヘイ、いらっしゃい〜」や「はい、よろこんで〜」と言った掛け声と共に炊きたての米にお尻を乗せて提供する。お尻の柔らかい質感と程よい重さが、米の甘みを引き出して、米本来の味をより一層美味しくするのだとか。

次に、客がお尻をご飯に乗せた場合を考えてみよう。
炊きたての米に座ることによって、米の熱さと柔らかさがお尻から腰へと伝わり、血行を良くし血液の流れを改善しながら血液中の老廃物を流してくれる作用が確認されています。今、鍼灸マッサージ、整骨院、フィットネスクラブに次ぐ新しい形態としてお尻屋さんが大ブームとなっておりますだとか。

う〜ん、どうもしっくりこない。

果たしてこのお尻屋さん。一体何なのだろう？
そして、何の理由で誰がご飯にお尻を乗せるのだろう？
考えれば、考えるほど、頭が痛くなってくる。
もう、私の負けだ。。。
恥を忍んで娘に詳しい内容を聞くことにしよう。
恥ずかしがっている場合ではない。
もはやこの計画、莫大なお金に化ける可能性を秘めているのだから・・・。
史上最年少起業家として世間をアッと驚かせてやるんだ！