子供番組が教えてくれる季節
最近は、もうすっかりテレビを見なくなった。
子供番組以外は。。。
主夫をやっていると、細かい季節感を覚えるようになる。祝日や行事やら、幼稚園や小学校がイベントをしたり、祝日の休みを教えてくれるからなんですけど。
ただ、このイベントスケジュールは前もって知らされるので、注意していないと当日に忘れてしまうケースが多々ある。
そこで、活躍してくれるのが子供のアニメ番組。アニメだとその週のイベントをストーリーにしてくれる。アニメ見ながら、もうそんな季節なんだと感じることができる。
サザエさんや、ちびまる子、アンパンマンなど様々なアニメがクリスマスや正月、節分、こどもの日の季節を教えてくれる。子供もたちもアニメを見ながら祝日やイベントを聞いてきたり、覚えたりしている。
ちょうど昨日は7月7日の七夕。
日曜日とあって、サザエさんで七夕の話をやっていた。
アニメを見ていた子供たちも七夕を覚えた様子。ちょうど先週の金曜日に小学校、幼稚園で七夕のイベントをしたので、なおさら七夕に興味を持っていた。天の川で年に一度会える織姫と彦星。しかし、そんな美しい話より子供たちが興味があるのは願いごとが叶うという点だけのようだ。
ここで疑問が?
なぜ七夕の日に願いごとをする習慣ができたのだろう?
ちょっと調べてみると、理由があるようです。
織女星(織姫):裁縫を司る星
牽牛星(彦星):農業を司る星
天の川を間にこの2つの星が旧暦の7月7日に最も光って見えることから、1年でこの日だけは織姫と彦星が巡りあうことができる日とされているようで、昔はこの日に織姫にあやかって、織物や縫製が上手くなるようにお祈りをする風習が生まれ、その後、織物や縫製だけでなくいろんな願いごとをするようになったようです。
・・・あくまで願いごとの由来なので、本編のストーリーはgoogle先生にお聞きください。
で、ここで、子供達の話に戻りますが、、、
サザエさんを見て感化された子供たちが七夕熱を覚醒!
母親や僕、そして子供達の願いごとを聞き出す長女(6)と次女(4)。
願いを聞いた次女が、おもむろにベランダに出て大声でみんなの願いごとを言い出した!!
一体何事だっ!
ベランダの前は、もう歩道!!
我が家は集合住宅の1階。ベランダの目の前はすぐ歩道。
ベランダの前の歩道は駅への抜け道として、そこそこ人の通りがある。
そこへいきなりベランダに出た長女と次女がベランダから歩道に向かって大声で叫ぶんです。
『(次女の本名)で〜す。おもちゃいっぱい、いっぱ〜い、くださ〜い。お願いしま〜す!』
『(長女の本名)で〜す。宝石いっぱ〜い、いっぱ〜い、くださ〜い。お願いしま〜す!』
おいおい、待て待て、外にまる聞こえ。
と、言うより外に出て思いっきり叫んでいるではないかっ!
迷惑を超えて、公害ですよ。騒音公害。
しかも、いきなり「くださ〜い」って誰に向かってお願いしてるのよ。
歩道を歩いてる人にお願い??
そして、間髪入れずに、次女が。
『(母親の本名)で〜す。もっと稼ぎたいで〜す。お願いしま〜す!』
オイオイオイ!
これさっき、母親に聞いた願い事じゃないの。なんで外に向かって大声で叫ぶの!?
これって、もう公開処刑じゃないですか。
『コラっ!! お願いだから、もう外で叫ぶのはやめなさい。』
『(父親の本名)で〜す。もう外で叫ばないでくださ〜い。お願いしま〜す!』
やばい、やばい。
もう止まらない。と言うより何を止めればいいのか分からない。
とりあえず、落ち着いて、子供達に何で外で叫んでるか聞いてみよう。
どうやら、雨が降って天気が悪いので、天から短冊が見えないから声を出して願いごとを聞いてもらうためらしい。しかもその効果は絶大だとか。って誰かから聞いた・・・と。
誰??
・・・・。
「外で叫ばないでくださ〜い」っていう願いを叶えてもらってもねぇ〜。