珍プレー、好プレーの騒ぎではない!!
最近、長女が毎週のように小学校の図書室から借りてくる好きな本がある。
その名も、『かいけつゾロリ』シリーズだ!
えっ!? かいけつゾロリを知らない? そりゃモグリだねぇ〜。
*『かいけつゾロリ』は、ポプラ社から出版されている原ゆたか作の人気児童書シリーズ。 かいけつゾロリ オフィシャルサイト(ポプラ社公式)
毎週借りてきては、毎日寝る前に読む(読まされる)長女の愛読書だ。
しかし、この「かいけつゾロリ」、読まされている割には相当面白い。子供だけではなく、僕もファンの一人だ。なんといっても子供が喜ぶ内容が満載なのだ。冒険活劇で、本の中にゲームが隠れていたり、いろんな発明品が出てきたり、お化けやモンスターも出たり、細かいメカの描写が出たり、なんといっても『おなら』が毎回重要な役割を果たすところが、きちんと心を掴んでいる。
そんな「かいけつゾロリ」の『かいけつゾロリの王子さまになるほうほう (かいけつ ゾロリ シリーズ60)』を楽しく読まされている中で驚く事件は起きた。
本の内容をちょっと僕なりに紹介。
お姫様がおむこさんを探している!? これは王子様になれるチャンス? ところがこのお姫様、謎解き、クイズ、とんちが大好きで、むこにする条件の一つに、謎解きができる頭の良さが必要ときた。王子様になるには厳しい謎解きの審査を突破しなければならず、手ごわいライバルがずらりとせいぞろいする中、果たしてゾロリは王子様になれるのか?
といった具合の内容で、本の中には様々な、謎解きがある。その謎解きが意外と難しい。大人の僕でも解けない。頭を相当柔らかくしないと解けないものが多い。しかし、我が子達がその難問に挑んだ! その一部始終をご覧にいれましょう。
その答えかた、衝撃っ!
まずは、本に書いてあるなぞなぞを見てみよう。またその答えも見てしまおう。
今回重要なのは答えではない。重要なのは、我が子達の答え方とそのストーリーなのだから。
上の写真の、なぞなぞとその答えは、このようになっております。
第1問:さむいとあつくなり、あついときに、さむくなるものな〜んだ。
答え:氷(寒い時ほど、氷は厚くはるからな)
第2問:ちかくにくればくるほど、とおいといわれるものな〜んだ。
答え:耳(耳が聞こえにくいことを、耳がとおいって言うからな)
第3問:みせるときみせないで、みせないときみせるものな〜んだ。
答え:舞台の幕(芝居が始まれば、見えなくなるものな)
第4問:とおるときとおらないで、とおらないときとおるものな〜んだ。
答え:踏切や横断歩道(電車や車が通らないとき、通るんだぜ)
第5問:あがれば、あがるほど、さがるものな〜んだ。
答え:山の気温(山の上の方は気温が低いからな)
第6問:ぬれたくないから、ぬらすものな〜んだ。
答え:傘
と、まあ、こんな感じのなぞなぞですが、どうです? 意外と難しいのでは?
僕が、本(なぞなぞ)を読んでいると、答えを見る前にすかさず、娘達から答えが返ってきた。果たして2歳、4歳、6歳の子が簡単に解けるものなのでしょうか?
その衝撃のストーリーをごらんください。
その前に、一旦 CMです。
問題を読む僕、答えたがる娘達。答えが出るまでの時間は驚くことに、およそ0.5秒。なんという脅威のスピード解答!
もちろん答えは僕も含めて、全員見てませんよ。本当です。
実際はこんな感じでした。
さむいとあつくなり、あついときに、さむくなるものな〜んだ。
フンがっ!
ちかくにくればくるほど、とおいといわれるものな〜んだ。
りんご
みせるときみせないで、みせないときみせるものな〜んだ。
みんなが遊んだらダメ
とおるときとおらないで、とおらないときとおるものな〜んだ。
ダンゴムシは丸まるから通らない
あがれば、あがるほど、さがるものな〜んだ。
ごはんを食べないで出かけちゃったらダメ
ぬれたくないから、ぬらすものな〜んだ。
遊ぶのはいいけど、長く遊んじゃだめ。6時にみんな帰る。短く遊んでくださいね。
山田く〜ん! 座布団全部持って行って〜!
この戦いには続編がっ! 続編はこちらから↓