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かいじゅうたちのいるところ

夏の避暑地の図書館へ

この暑さ、たまらないっス。
子供達は、暑さをいいことに毎日2〜3回はアイスをせがむ。
我が家のアイスの1回はチューペットの半分だ。
経済的には良いのだが、一度チューペットを切らすと、新しいのを冷凍庫に入れて完全に凍るまで24時間以上かかることがある。これはシビアだ!

チューペットが凍ってない状態ではアイスとして子供達に渡せない。
すると、子供達は 『アイス! アイス! アイス!』 とストライキ状態になる。
しまいには、『アイスをくれないと、もう手伝いしないからねっ!』と手伝いしないくせに脅迫まがいな言動に走り出す。つまり汚すだけ汚して片付けないと遠回しに訴えているのだ。
こうなったらもう家にいても仕方がない。とにかく外に出て気晴らしをしないと家が荒らされるからだ。

今日はどこに行こう・・・。
最近毎日のようにスーパーの買い出しに連れて行くので、子供達もさすがに飽きてしまったようだ。どこに行こうか考えていると長女が、
「本読みに行こうよ。」と。
そうだ!近所に図書館があったのを忘れていた、毎日前を通るのに忘れていたっ! 涼しいし、静かだし、子供の為の読書広場もあるし。
うん、長女グッドアイデア!

絵本探しの旅

図書館に着くと、
早速子供達は自分の好きな本を取り出して子供広場でパパ本読んで〜とせがむ。この子供広場、大人も入れてゴロンと横になりながら子供に本を読むこともできちゃう。(誰もゴロンと横になってるの見たことないけど、僕がやっていて一度も注意されたことないから勝手にOK)
今回子供達が持ってきた本は・・・
*ふでこぞう
*ひとつめのくに
*おばけいしゃ
*ばけものつかい
なぜかセレクトが偏っている。
ま、夏らしくていいか。

大量の絵本の中からなぜか偏ったセレクト。

一通り子供達に読み聞かせをしてあげると、娘達が最後の一冊と言って一番好きな絵本を持ってきた。
*かいじゅうたちのいるところ
そう、有名なモーリス・センダックのかいじゅうたちのいるところだ。

有名なモーリス・センダックのかいじゅうたちのいるところ。
やはりセレクトが偏っている。

子供達がこの本を好きだとは知らなかった。内容はかなりぶっ飛んでいるが絵が良い。独特な内容と独特な絵の感じがとても好きなやつだ。
内容は・・・
イタズラのおしおきに、夕食抜きで自室に閉じ込められたマックス。しかし部屋にはみるみるうち不思議な森や海が広がり、航海のすえマックスはかいじゅうの国に至る。かいじゅうを従え王様となったマックスは彼らと楽しいひとときを過ごすが、やがて家が恋しくなり自分の部屋へ戻る。そこには夕食がまだ温かいまま置かれていた。
・・・
この絵本、とにかく文字が少ない。
その分イラストで楽しめる。

イラスト(絵)を楽しむ? そこで、ふと思い出したのが映画だ。
2010年にジャッカス・ザ・ムービーやマルコビッチの穴等で有名なスパイク・ジョーンズが実写による長編映画化したことを思い出した。
映画タイトルはそのまんま「かいじゅうたちのいるところ」。
当時見たかったものの、見る機会を逃しそのまま約10年が経ってしまった。

スパイク・ジョーンズ監督 かいじゅうたちのいるところ

ちょうど良い機会だ。子供と夏休みに見よう。
ということで、AmazonでDVDをチェック。
す、すると作品の評価が⭐️3つ。
う〜ん、微妙。
こういう場合は、どう判断するのか?
良い評価を読んでもある程度の想像はつく。
とりあえず⭐️1つをつけているレビューを読んでみることに。

すると、出てくる出てくる酷評のオンパレード。
この酷評だけで酒が飲める。
なるほど〜。そんな映画なのか〜?
なぜかますます興味を持った。
酷評のオンパレードを見てどうしても映画が見たくなった。
そもそも、5分で読めてしまう絵本を1時間 44分にしたところに無理があるのでは?
子供に見せたいというより、どんなものか自分が見たいっ!

気になる人は、是非Amazonレビューを。
⭐️1の酷評で興味を持ってしまう自分ってどうなの?


House papa

我が家が、かいじゅうたちのいるところです。