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褒められると伸びて、怒られると縮みマス。

褒められると伸びて、怒られると縮みマス。

怒り方と褒め方

本日は、子供の怒り方と褒め方を書くつもりでしたが、僕の子供の頃を振り返って自分の事を見直すことで、子供に対する褒め方と怒り方のあり方を問うことにしました。
僕自身の話ではあるけど、これからの話は、なんとなく共通する分かる部分があるのではないでしょうか。
そもそも僕は、怒られるのは嫌なもので、できるだけ怒られないように行動するが、素直で真当な良い子の手本になる行動とマインドを常にキープできるわけではない。これは子供だからできないのではない、大人になってもできないのだ。ならそのキープできない行動やマインドはどうしているのか? 露骨に怒られるような行動をとるのか? いや、怒られたくないのは前提なので、気付かれないように、バレないように、怒られないように怒られるような行動をする。
例えば、これは僕が小さい頃の話。嫌いな食べ物を残すと怒られる。怒られるのが嫌だから怒られないように全部食べればいいい。しかし食べたくない。どうにかして食べないで、しかも怒られないようにする方法を考える。考える。考える。そうだ!気づかれないように床にこぼそう。そして自分の下にこぼしたらバレるから、足で隣の人の床に移動させよう・・・まっ大体こんな感じで気付かれないように、バレないように、隠蔽工作が始まる。
これはあくまで僕の子供の頃の話だが、この子供の自分を、大人になった今の状況で見てみると・・・子供の自分に怒り狂うでしょう。説教しまくりです。嫌いなものを残す以上に怒るでしょう。
つまり、子供の僕は、怒られたくないが故に、さらに怒りを助長させる行動をしてしまった。こんな最悪な展開をその時は予想などできる由もなかった。先にも言ったけど、大人になっても同じようないわゆるヘマを起こすことがある。
そんな子供の僕にあなたはどう怒りますか?

怒り方というより、怒られる状況をいかに作らないようにするか。が今日のテーマです。先ほどの場合の順を追って見てみると、
1)僕は嫌いな物を残すと怒られる。
2)僕は嫌いな物を食べたくなかった。
3)僕は怒られたくなかった。
4)僕は気づかれないように自分の椅子の下に嫌いな物を落とした。
5)僕は自分のものと思われないように、足で隣の人の椅子の下に移動させた。
*子供の僕は怒られないようにするために、リスクを負いながら隠蔽工作をしたが、大人にはバレバレで、むしろ余計に怒られる状況を作ってしまった。

ここで、問いたいのは、子供の僕がどうすれば怒られない状況を自分で作ることができるか? 
5)で、足で隣の人の椅子の下に移動させなければ怒られないか? いや、椅子の下に嫌いな物を落とした時点で怒られます。
4)で、気づかれないように自分の椅子の下に嫌いな物を落とさなければ怒られないか? いや、嫌いな物を残した時点で怒られます。
この場合、残したこと自体で怒られます、ただ怒られ方の度合いが違うだけです。
そうなると、子供の僕が怒られないように起こす行動は一つしかない。
嫌いな物を食べることですよね。
しかし子供の僕は嫌いな物を食べたくない・・・・。
この時点で、この状況を子供の僕が自身で解決することはできなくなってしまいました。

そうなると、次に登場するのは大人の僕です。
子供の僕が怒られない状況を、どうすれば大人の僕が作ることができるか? 子供の僕が怒られないように起こす大人の僕の行動は一つしかない。
怒らないことですよね。
この場合、怒らなければ、被害は嫌いな物を残すで済みます。
しかし、単に怒らないのでは、子供の僕を好き勝手に野放しにすることになってしまい、極めて危険です。

そこで登場するのが、怒らずに褒めることになります。

嫌いな物を残すから怒られるという子供の僕の意識を、
嫌いな物を食べるから褒められるに変えていくことです。

嫌いな物を食べると褒められる。褒められると嬉しくなる。
また嫌いな物を食べてみようと努力する。
褒めることで、伸びていくのが子供の僕です。
怒られると、隠そう隠そうと縮んでいくのが子供の僕です。

なんだ「褒めればいいんじゃん」。
これ、言葉で言えば簡単でごもっともですが、実際はなかなか難しいもので、怒り慣れていると、ついつい、褒めることが遠のいてしまいます。
褒めるということを意識しないで、できるくらい褒めちぎらなくてはいけません。

怒られ慣れすれば、怒ることが得意のなります。
褒められ慣れすれば、褒めることが得意になります。

とは言っても、褒めることが全てではないのですが、、、

 House papa
House papa

次回、『実録! 怒られれば、怒られるほど眠くなる!』編をお送りします。

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