大好物と言っても食べるものではありません
食べ物ではない?
じゃあ何なの? トイレに関係してるもので子供が好きなもの?
・・・・?
なぞなぞみたいな感じになってしまいましたが。
大体、お分かりでしょう。
そう、『言葉』です。
ほぼ全ての子ども(あくまで僕の経験上の話です)が大好きな言葉は、トイレに関係するような「うんち」とか「おしっこ」とか「おちんちん」とかですが、何故このような言葉が好きなんでしょうか? むしろ汚いから嫌いじゃないの? と素朴な疑問が浮かんできましたので、そのことについて今回は検証。
本当は好きではなく、嫌いなのでは?
「うんち」とか「おしっこ」とかはうちの子どもも好きでよく使う言葉ですが、果たして本当に好きなんでしょうか? 実際使うシーンはうちの子どもに限らず、他の子どもが使うシーンをよく見ます。先日もうちの娘と遊んでいた近所の子どもに「おしっこおじさん」と僕のことを呼び、笑いながら元気に逃げていく子がいました。
この文章、先に注意しておきますが、僕が決しておしっこをした(漏らした)とかで子供に言われたのではありませんよ。あくまでも何の根拠もなく、あくまで「おじさん」につける枕詞として付けられたものですよ。
とにかく、言うのが大好き。友達や姉妹で遊んでいても、誰かが「うんち」とか「おしっこ」って言おうものなら、次々に言い出す。まるでオウム返しだ。そんな子供たちの言い合いをしている中で発見したものもある。実は、言われるのは嫌いなんだ! 嫌いな言葉を言われたから言い返してるのだ! 嫌いな言葉なんだ! と。
そうなんです。結局言われるのは嫌いなんです。
好きだから言いたい(言葉)、でも嫌いだから言われたくない(言葉)。
まさに好きと嫌いは紙一重(←表現の使い方あってるのかな?)。
そんな中、先日我が家で姉妹の言い合いが始まりました。しかし、この言い合いかなり奥が深い。一般に言う子供の感覚とは違う我が家の娘達の言い合いに驚きました!
その驚愕の一部始終がこちら・・・
「(次女)ちゃんの、うんち!」
「(長女)ちゃんの、うんち、おしっこ!」
「(次女)ちゃんの、うんち、おしっこ、うんち!」
「(長女)ちゃんの、おしっこ、おしっこ、うんち、うんち!」
「(次女)ちゃんの、おしっこ、おしっこ、うんち、うんち小僧〜!」
「小僧はやめて〜、(長女)ちゃんもう嫌い〜!」
「え? 小僧? そこなの?」
なぜ小僧が嫌なのか? 「うんち」とか「おしっこ」は許容範囲なのか?
いや、むしろ次女にとっての「うんち」とか「おしっこ」は褒め言葉だったのか!?
どうやら次女は、小便小僧の小便は好きなようだが、小僧が嫌いなようだ。